『栞』より : 栞(しおり)は、本のページに目印を付けるもの。紙や樹脂などを薄くした素材が用いられ、読んでいるページに印を付けられる。
付箋紙も同様の用途として使用できる。
リーフレットを「しおり」と呼ぶ場合もある。
語源は、木の枝を折ることで山道などを歩く際に目印としたことから。転じて、本を何処まで読んだかという目印や初心者のための手引書などを「しおり」というようになった。ただし、「しおる」を「枝折る」と書くのは当て字で、もとはものを撓める意の「しほる(撓)」が意義分化を起こしたものである。ハ行転呼によって平安末期に「ほ」がワ行音化した結果、仮名表記までも「しをる」となり、更に意味面から「枝折る」という漢字表記が生まれたものらしい。
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