マギ(ギリシア語形: 単 Μάγος、 ラテン語形: 単 magus, 複 magi)とは、本来、メディア王国で宗教儀礼をつかさどっていたペルシア系祭司階級の呼称。アヴェスター語形マグ(magu, maγu)に由来する。
ヘロドトスの『歴史』には、「マギには、死体を鳥や犬に食いちぎらせたり、
アリや蛇をはじめその他の爬虫類などを無差別に殺す特異な習慣があった」と記されている。
これらの習慣はアヴェスターに記された宗教法と一致しており、彼らはゾロアスター教と同系の信仰を持っていたと考えられる。
アケメネス朝ペルシア史上では、王位簒奪者のマギであったガウマータを、ダレイオス1世が倒して王位に就いたとされている。
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