四谷怪談(よつやかいだん)とは、元禄時代に起きたとされる事件を元に創作された日本の怪談。江戸の四谷が舞台となっているために、この名がある。
基本的なストーリーは「貞女岩が夫伊右衛門に惨殺され、幽霊となって復讐を果たす」というもので、鶴屋南北 (4代目) 鶴屋南北の歌舞伎や三遊亭圓朝の落語が有名である。怪談の定番とされ、折に触れて舞台化・映画化されているため、さまざまなバリエーションが存在する。
最近の小説・映画化には京極夏彦の『嗤う伊右衛門』がある。
四谷(東京都新宿区左門町)に実在する「お岩稲荷」(於岩稲荷田宮神社)は、もともとは田宮家の屋敷社で、岩という女性が江戸時代初期に稲荷神社を勧請したことが由来とされる。
2.
1.
0.