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峰（みね）は、日本たばこ産業から1973年に発売された、ハードケースに入ったタバコ。
漢字1文字のタバコ（1984年発売、1985年廃止の「匠」、地域限定の「凛」など）で、2006年現在も全国で販売されているものはこれだけである。主に料理関係の雑誌などで広告展開していたことから、「味にうるさい人のためのタバコ」として認知された。「労働者タバコ」「おじさんタバコ」などと言われることもあるが、価格が高く入手困難な峰は、そうした呼称にはふさわしくないであろう。
峰は滅多に売っていないタバコで、鉄道駅 駅の売店などではまず買うことが出来ない。しかし岩手県大船渡市大船渡町野々田の自動販売機には何故か峰が売っている。峰を吸うものは、売っている自販機や店を完全に記憶して、そうした店でまんべんなく定期的に購入を続けることで、なんとか販路を育てている。